蕾/ZUCK
モノクロの風色へと
鮮やかな色が宿り
新たに迎えた季節
心がざわついた
着飾っては重ねた
「どうせ」で塞ぎ込む
遠い過去の忘れ物
揺るぎの無い真実の周りへ
綺麗な嘘を咲かせて
「大丈夫」と言い放ち
抱えきれぬ想い
いつも陰で涙へと
変えてきた君だから
一つの願い数知れぬ問いに
夢を夢のままで
終わらせてきたのだろう?
内側で萎んだ奇跡
諦める理由なんて
探せばいくらでもある
挫折にこそ可能性は潜んでる
揺るぎの無い真実の周りへ
綺麗な嘘は咲かない事
本当は気付いているんだ
理想へ羽をつけて青すぎる空を
高く遠く夢中になって
飛べたあの頃
いつしか此処は正しい言葉で
装飾された正しい
姿無き造花の世界
痛みも孤独も迎え入れたら
ありのまま咲き誇れ!
常識に縛られ重たくなった
決意から踏み出さない
その足をいつまで見過ごすの?
「大丈夫」と言い放ち
抱えきれぬ想い
今日も涙へと変えて
行くつもりかい?
置き去りの心で今!
理想へ羽をつけて
青すぎる空を高く遠く
夢中になって飛べたあの頃
いつしか此処は
正しい言葉で装飾された
正しい姿無き造花の世界
痛みも孤独も迎え入れたら
ありのままの君よ
ストイックに咲き誇れ!